耀風ビジョン
日台クロスボーダー協業に潜む見えないコスト:説明不足が招くプロセス硬直と信頼低下
多くの日本企業と台湾企業がクロスボーダー協業の停滞を振り返る際、議論は制度設計に集中しがちである。プロセスが遅いのか、規程が細かすぎるのか、書類要件が過度に保守的なのか――こうした論点は会議で繰り返し取り上げられる。しかし実務の現場を振り返ると、摩擦が生じ始める局面は、企業が自らの行動をどのように対外的に説明しているかと密接に結びついている場合が多い。